若木骨折とは、

秋のキンモクセイが香る今日この頃、いかがお過ごしですか。

もろおか整形外科の諸岡です。

秋は運動会も多いので、今回はお子さんによく見られる外傷、若木骨折についてお話ししましょう。

転倒して手をついたり、強いボールを手に受けた後など骨に強い衝撃がかかると大人の場合は骨が折れますが、健康な小学校低学年頃までの子供の骨は曲がります。

ちょうど水分を多く含んだ若木が折れずににグニャリと曲がる状態に似ているので若木骨折とよばれています。

衝撃が強くなければ見た目の腫れも少なくわかりずらく、痛みを訴えてもそのまま放置されることも多い様です。

軽い若木骨折であれば固定し1から2週間程度で回復しますが固定せずに放置するとさらに回復に日数がかかったり変形が進む事もありますのでお子さんが転倒した後など手首の痛みを訴える時は、一度近くの整形外科を受診してみて下さい。

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