ロコモティブシンドローム2

桜の花も満開を迎えました。皆様いかがお過ごしですか。もろおか整形外科の諸岡です。
前回はロコモティブシンドローム(関節や筋肉の衰えでおこる寝たきり状態になる危険性)についてお話致しました。
今回は7つのロコチェックをしてみましょう。
□1)片脚立ちで靴下がはけない □2)家の中でつまずくことがある □3)階段を上がるのに手すりが必要である
□4)横断歩道を青信号で渡りきれない □5)15分続けて歩けない □6)2Kg程度の買い物(1リットル牛乳パック2個程)持ち帰るのが困難である
□7)家の中で掃除機の使用、布団の上げ下ろしなどが困難である
上記7つのうち1つでも当てはまればロコモが疑われます。次のロコトレ(ロコモーショントレーニング)を行っていきましょう。
①開眼、片脚立ち訓練(骨力トレーニング) 右(1分)左(1分)×朝昼夜(3回)=1日(6分) 片足立ちは両足立ちの2,75倍の負荷がかかり、片足立ち1分=50分間歩行に相当
ご高齢の方は机や平行棒につかまりながら行うと良いでしょう。
②スクワット(股関節の体操) 無理せず4~8回 ③その他 ストレッチ、関節の曲げ伸ばし、ラジオ体操、ウォーキングなどです。
ロコモの運動訓練をイラストなどでより詳しく知りたい方は日本臨床整形外科学会のHP内もご覧下さい。
自分の体力に合ったレベルから少しずつ始めてみましょう。

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