避暑の侯、如何お過ごしでしょうか。もろおか整形外科の諸岡です。
今回は熱中症について書きたいと思います。熱中症とは、体温調節能力を超える高温により体に熱がこもり内臓、筋肉を障害する状態です。
特に高齢者に多い原因は、1)体温調節機能の低下(汗が出ずらく体温を下げる作用が弱い)、2)水分摂取量が少ない(夜間尿のため水分を制限している。)3 ) 脱水(腎臓の機能が弱いと水分が排出されてしまう)
予防は、日中8回位の定時のこまめな水分補給(塩分の入ったもの)を習慣にする。直射日光を防ぐ帽子の着用。暑い日中の外出を避ける。睡眠不足は熱中症を引き起こしやすい為熱帯夜の翌日は注意しましょう。
真夏は屋内での熱中症も増え、マンションの浴室、最上階は湿気、暑さがこもりやすい場所は要注意です。
高齢者は冷えによる神経痛、関節痛から冷房を避ける傾向にありますが暑さによる負担は想像以上なので冷房も適度に利用しましょう。
服装にも気を付け(クールビズ)吸湿、通気性のよい素材で熱を吸収しない白系統にすると良いでしょう。では皆様元気にこの夏を過ごしましょう。