認知症予防とアロマテラピー

街のライティングも美しい季節になりました。
平成最後の年末を迎える今日この頃いかがお過ごしですか。もろおか整形外科の諸岡です。
今回はアロマテラピーと認知症予防についてお話しましょう。認知症予防に必要なことは、脳に刺激を与えたり脳の血流を良くすることが大切だと言われています。散歩や体を動かし五感を活用することが重要ですが、体を動かせない状況でも匂いを嗅ぐ芳香療法(アロマテラピー)は認知症予防に有効のようです。
香りを感じる嗅神経は脳幹を通らず直接大脳と繋がっていて、匂いを感じる嗅覚野と言う大脳の部分のすぐそばに記憶を司る海馬という部分があるので嗅覚野が刺激されると海馬にも直接伝わり、その刺激が海馬の神経細胞を再生させるのに効果があるとみられています。
何かの匂いで誰か特定の人や思い出の場所など思い出すことなどがその例と言えるでしょう。
大事なのは、自然の植物から抽出した精油の香りを嗅いたり、入浴剤、マッサージに使用してストレスの緩和や精神的なリラックス効果をもたらすこと。自然に戻り五感を刺激する事が人の生命力の向上をもたらすと考えられます。
年末は五感を使ってみる生活を意識して過ごしてみて下さい。今年も有難うございました。皆様お元気で、どうぞ良い年末をお過ごし下さい。

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