捻挫

皆様如何お過ごしですか。もろおか整形外科の諸岡です。
暖かくなり、体を動かす機会が増えてきたのではないでしょうか。
運動には捻挫がつきもの。捻挫は、靭帯や関節包が捻りの力で損傷を受けた状態です。原因には、疲労、筋力低下、柔軟性の低下、不意の事故などあげられます。
もし捻挫してしまったら、治療のポイントは腫脹と内出血を最小限に抑えることです。
そのためR,I,C,E,(ライス)療法を行います。①ケガをしたらその部分を安静にする(安静、Rest) ②腫脹を最小限にするため冷やす(冷却、Ice)アイスノンや氷で冷却しながら冷感シップを使用して下さい ③圧迫により内出血による 腫脹をおさえる(圧迫、compression) ④患部を挙上することにより局所の腫脹を間接的におさえる(高挙、Elevation)
捻挫後は早めに上記を行い、その後は初期固定(サポーター 、テーピング)により安静をはかることが大切です。当日は入浴など保温は避けて下さい。もし捻挫の痛み、腫れなどがありお困りのとき時は、早めに近くの整形外科を受診してみて下さい。では、運動前後の十分なストレッチを心掛け、ケガのないようスポーツを楽しんで下さい。

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