PRP療法

　膝関節の痛みへのPRP療法（多血小板血漿療法）について

　PRP療法とは

PRP療法とは、血液中の血小板の炎症をおさえる力と傷ついた組織を修復促進する自己治癒力を利用した再生医療です。 自分の血液からこの血小板を多く含む血漿(PRP)を特殊な技術で抽出。この血漿を膝関節内に注射し回復力を促進する治療法です。

本治療は厚生労働省から許可を得た施設のみで受けられる治療です。
当院は（提供計画番号：PB3190055)で認可を受けた医療機関です。

　
当院では膝関節に特化して治療法の選択肢の一つとして
PRP療法を行っています。

当院では膝関節の痛みに特化してPRP療法を行なっています。 治療の目的は 1、すり減った軟骨の炎症を抑えること。 血小板の産出する炎症を抑える物資であるサイトカインの働きを使います。 2、軟骨のすり減りによる変形の進行を抑制すること。 血小板が出す傷の修復、細胞の増殖促進に重要なコラーゲンの産生に関与し軟骨組織の合成や軟骨細胞の増殖効果を期待します。

　PRP療法の治療の流れ

1.　カウンセリング

まず膝関節の診察、レントゲン検査を行い適応等カウンセリング致します。
保険治療で診察をさせて頂きます。

2.　後日当院にて採血

当院にて採血 (100ml)させて頂きPRPを精製する専門施設に送り20倍の高濃度のPRPを2本作製致します。(加工に3週間程お時間を頂きます。)

3.　3週間後にPRP関節内初回注射

３週間後来院して頂き作製したPRPを膝関節に１回目の注射を行います。

4.　注射後 (当日)

当日は激しい運動等や飲酒・喫煙を避けます。

5.　2回目の注射

初回注射後、４週間後に再来院していただき２回目の注射を行います。

6.　経過観察

症状によって、PRP関節内注射を繰り返すことがあります。
（患者様により回数が異なります）

　他院との違い

作製できるPRPの量や濃度は個人の体質や作製技術によりばらつきが出るため当院ではなるべく高濃度でクオリティーの高いPRP作製の技術を持った専門技術者のいる施設に委託作製したPRPを使用しております。

高度に清潔な製造室で作製し無菌検査も行い安全、安心なPRPを提供致します。

　治療の回数

PRP療法の回数には決まりはありませんが、当院では1カ月の間隔を開けて2回注射で治療を行います。

　PRP療法の注射費用

PRP療法の注射の費用は自由診療で保険が適応されません。
１関節につき、２回分のPRPを作製、2回注射治療で 18万(税込)となっております。

　PRP療法のメリットとデメリット

　メリット

  • 患者様ご自身の血液からこの血漿を作るので
    アレルギー反応など副作用の危険性が少ない。

　デメリット

  • 自由診療のため治療費の負担が大きいこと。
  • 治療の効果には個人差があると言うこと。

　まずはお電話にてご予約下さい。

膝の痛みでお悩みの方は、まずは専門医の診断を。
PRPの採血日は、月、火、木曜日 となっておりますので宜しくお願い致します。

〒143-0021 東京都大田区北馬込２丁目３−５荏原町クリニックビレッジ2F
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